作る、試す、正す。その力を、現場に残す。

事業、プロダクト、開発、マネジメントをつなぎ、現場自身が顧客課題を捉え、試し、判断し、学び続けられる状態をつくります。

講演・ワークショップ・伴走支援を、必要な深さから。

現場の状況について話してみる

こんな状況は
ありませんか。

  1. 顧客課題より、作るものや使う技術の議論が先行している。

  2. PoCや会議は増えているのに、継続・修正・中止の判断に進まない。

  3. 事業、プロダクト、開発の目的や評価が、ひとつの流れとしてつながらない。

  4. 情報と判断がPdMやマネージャーに集中し、チームが自ら決められない。

  5. 書籍や研修で学んだことを、自分たちの現場へどう当てはめるか分からない。

作る速度に、
判断と学習が
追いついていない。

AIによって、資料もアイデアもPoCも、これまでより速く作れるようになりました。作れるものが増える一方で、何を選ぶのか、何を正すのか、何をやめるのか。その判断は、以前よりも難しくなっています。

問題は、個々のスキルや方法論が足りないことだけではありません。現場で起きていることを掴み、見方を揺らし、仮説を置く。作り、試し、正し、得た学びを現場へ還す。その一続きの流れが、現場の仕事としてつながっていないことがあります。

作る速度だけを上げるのではなく、判断と学習の速度を取り戻す。そのための進め方を、現場とともにつくります。

現場に、変化回路を。

変化回路とは、現場で起きている事実を掴み、仮説を置いて現実に当て、得た学びを現場へ還す七つの活動です。正解を一度で決める工程ではなく、変わった現実をもう一度掴む循環として続きます。

  1. 仮説をつくる

    「掴む→揺らす→置く」で、仮説をつくる。

    1. 掴む

      現場で起きている事実、違和感、兆しを捉え、構造を読む。顧客やユーザーの願い、制約、判断の滞りから、いま扱うべき変化を仮説として切り出す。

      この活動で残すものの例: いま扱う事業仮説を示した仮説キャンバスと、仮説展開ストーリー。

    2. 揺らす

      当たり前や前提、これまでの見立てを疑い、別の見方を開く。異なる立場や代替仮説から、仮説が何に耐えられるかを確かめる。

      この活動で残すものの例: 前提と代替仮説を練り直し、強度を上げた仮説キャンバス。

    3. 置く

      仮説を正解と決め切らず、現実に当てるため、あえて「小さなプロジェクト」として置く。目的、範囲、進む条件、やめる条件を定める。

      この活動で残すものの例: 検証キャンバスと、目的・範囲・終え方を示したインセプションデッキ。

  2. 現実に当てる

    「作る→試す→正す」で、置いた仮説を現実に当てる。

    1. 作る

      置いた仮説を、実際に触れたり使ったりできる形にする。完成度ではなく、得たい反応や検証目的に合わせて必要最小限につくる。

      この活動で残すものの例: プロトタイプやMVPなど反応を得るための最小のモノ・場・仕掛け。

    2. 試す

      作ったものを顧客、現場、業務、関係者へ実際に当てる。期待どおりでない使われ方や反応も、重要な結果として受け取る。

      この活動で残すものの例: 使われ方、反応、利用ログ、違和感の記録。

    3. 正す

      得られた結果をもとに、作ったものだけでなく、仮説、対象、問い、検証条件、進め方まで見直す。検証を続けるか、終えるかも判断する。

      この活動で残すものの例: 検証によって逐次得られた学びを反映した検証キャンバス。

  3. 学びを還す

    得た学びを「還す」。そして、変わった現実をもう一度「掴む」。

    1. 還す

      検証と小さなプロジェクトを評価して閉じ、得た学びを事業と自分たちへ戻す。その学びを、次に立てる仮説へつなげる(掴み直し)。

      この活動で残すものの例: 評価された検証キャンバスとインセプションデッキ、学びを反映した次の仮説キャンバス。

還した学びが現場を変え、その現実をもう一度「掴む」。

自分たちの現場では、どこから始めるか。

サービスメニューが決まっていなくても構いません。いま起きていることから、一緒に整理します。

現場の状況について話してみる

書籍は、入口の条件ではなく、
実践の拠り所です。

『正しいものを正しくつくる』『作る 試す 正す』には、顧客課題、仮説検証、判断、学習について、私が現場で考え続けてきたことを記しています。

ただし、書籍を読んでいることや、そこで使われる言葉を知っていることは、相談や参加の条件ではありません。現場で実際に起きていることを、皆さんの言葉で捉えるところから始めます。

  • 『正しいものを正しくつくる』書影正しいものを正しくつくる
  • 『作る、試す、正す。』書影作る、試す、正す。

必要な深さから、始めます。

サービスを先に決めるのではなく、現場の状況と必要な変化から、扱う場を選びます。

事前整理

対話・ヒアリング

現場の状況と具体的な困りごとを事前に整理することによって、顧客課題と判断の詰まりを、共通の論点として扱えるようになります。

講演

45〜90分

書籍の思想と実践知を現場の事例と言葉へ翻訳した講演によって、事前読了や専門用語の理解を前提にせず、次の対話を始められるようになります。

ワークショップ

2時間〜1日

参加者自身の現場課題を扱うワークショップによって、アイデアを出すだけで終わらず、次に試す実験、必要な判断、やめる条件を具体化できるようになります。

フォローセッション

実施後の観測と判断

実施後の行動と結果を振り返るフォローセッションによって、PoCや会議を増やすだけで終わらず、次の実験や修正を判断できるようになります。

継続伴走

目的・範囲・期間・終了条件を限定

必要な期間に絞った伴走支援によって、特定の人だけに判断を集中させず、現場のチーム自身が判断と学習を回せるようになります。

場が終わったあとに、
次の判断が残る。

  • 顧客課題と判断の詰まりを整理した論点
  • 次に試す実験
  • 判断基準とやめる条件
  • 担当者と期限
  • 30日アクションプラン
  • 現場で使い続けられる進め方

このような組織を
想定しています。

アジャイル、プロダクト開発、新規事業、DX、AI活用に取り組み、作る速度に判断と学習が追いついていない組織。

事業責任者、プロダクト責任者、PdMO、開発責任者、マネージャー、人材育成担当など、事業・プロダクト・開発をまたいだ判断に関わる方からのご相談を想定しています。企業規模や、特定の方法論を導入しているかどうかは問いません。

思想を、
現場の次の一歩へ。

  1. 01

    著作に裏打ちされた、仮説検証と判断に関する思想と実践知

  2. 02

    書籍の言葉を、現場の状況と具体的な語彙へ翻訳する力

  3. 03

    事業、プロダクト、開発、組織、マネジメントを一つの流れとして扱う視点

  4. 04

    方法論の説明に留まらず、次の実験と判断まで具体化する実践

  5. 05

    外部支援への依存を残さず、現場へ進め方を移すことを完了条件にする姿勢

市谷 聡啓
Toshihiro Ichitani

プログラマーからキャリアを始め、SIerでのプロジェクトマネジメント、インターネットサービスのプロデュース、アジャイル開発の実践、自らの会社の立ち上げを経験してきました。事業、プロダクト、開発、組織、マネジメントのあいだを越境しながら、現場で使える進め方を探り続けています。

主な著書に『作る 試す 正す』『正しいものを正しくつくる』『カイゼン・ジャーニー』『チーム・ジャーニー』『組織を芯からアジャイルにする』などがあります。

プロフィール・経歴を見る

ご相談の前に。

書籍を読んでいなくても参加できますか。

はい。書籍の読了や専門用語の理解は前提にしません。現場で起きていることと、普段使っている言葉から始めます。

相談するサービスメニューが決まっていません。

決まっていなくて構いません。まず状況を伺い、講演、ワークショップ、フォローなど、必要な場があるかどうかから一緒に整理します。

講演やワークショップだけでも依頼できますか。

はい。どのメニューも単体で実施できます。組み合わせることや、継続支援を前提にはしません。

継続支援は必須ですか。

必須ではありません。必要な場合も、目的、対象範囲、期間、頻度、終了条件を先に限定します。

書籍購入や事前読書会は必要ですか。

必要ありません。希望や状況に応じて組み合わせられますが、参加や相談の条件にはしません。

相談前に、何を準備すればよいですか。

整った資料は不要です。いま起きていること、進めたいのに進まないこと、誰が判断に困っているかを、話せる範囲でお聞かせください。

現場で起きていることから、
お話しできればと思います。

サービスメニューや依頼内容が決まっていなくても構いません。いま進めたいことと、そこで詰まっていることをお聞かせください。

現場の状況について話してみる